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CHART -吉備・安芸・長門-
物語の展開をチャートにしました。
そのシーンの主要台詞も網羅しています。
吉備
『矢喰城』
●絹の母親・綾姫が三博士の一人・デーロンに気球で連れ去られる。
デーロン
「絹よ! この女が誰かはわかるな? そう、おまえの母・綾じゃ!
少しは驚いてもらえたかな? もしもの時に使えると思うてな。このデーロンが飼っておったのじゃ。
これ以上、我が根の一族の邪魔だてをするとどうなるか……お利口なお前ならわかるな?
この世で、たった一人の母親とジパングを天秤にかけるもお前の自由じゃ。
自由!! お前たち火の一族の好きな言葉じゃろ? 自由!! いい言葉じゃ! クックックククク……」
●翌朝、絹が一人で綾姫を助けに行ってしまう。
長門
『白橋洞』
●絹と綾姫が、デーロンに潜水艦で連れ去られるところを目撃。
『綾鬼城』
●カインから「アゾのカギ」を貰う。
吉備
『倉敷村』
●「アゾのカギ」を使い、アゾ倉を開ける。
●そこで「青葉の笛」を手に入れる。
安芸
●亀岩の前で、「青葉の笛」を使う。
●大ガメ・弁慶が復活。
弁慶
「まずは、礼を言わねばのぉ。わしの名は、弁慶!!
千年前、お主ら火の者たちに力を貸して、根と戦うた……そして、ヨミに石に変えられた。
さすがに千年は永かった……しかし、微塵も後悔はしとらん。
根の一族がこのジパングから消えて、ここから眺める瀬戸の海は、そりゃあ平和できれいだったわ。
じゃから……何度でも力を貸したる! 喩え、また石に変えられてものぉ。
わしは、この瀬戸が好きじゃ。
この弁慶に頼みたいことがあったら、遠慮せんと背中に乗ってくれ。
この海なら、どこでん連れてったる」
●弁慶に乗って、白銀城へ。
『白銀城』
●白銀城に入る。
デロレン
「卍丸君!! 君の心はこの白銀城の氷よりも冷たいのかね……白銀城へ乗り込んで来るとは……
絹も、綾も、我が手の内にあることを、まさか忘れたわけではないだろうね。
それとも仲間を見殺しにするかね。
まあ、せいぜいこの城の城主・百貫丸を怒らせぬようにすることだ。
彼は短気で、残念ながら……
どうしようもないほどの女好き!! 二人とも美人じゃからな……責任はもてぬぞ」
●百貫丸と対決。
百貫丸
「貴様らが火の勇者か! たった三人でよく白銀城のこんな奥まで来られたものよ。
わしの名は、百貫丸だ!! 貴様らの捜している綾姫と絹は、この扉の中にいる!!
これ以上、わしら根に逆らうと、二人の命はないものと思え!!
それでもわしと戦うのか!? えっ!? 卍丸さんよぉ!!
こしゃくなガキどもめ!! 一生、氷の中に閉じ込めてやるわ!」
●百貫丸を倒す。
百貫丸
「わしを倒したところで、貴様たちが地獄を見ることにかわりはないわ……」
●綾姫によって、氷り漬けにされる卍丸たち。
「母さま、何をするの!?」
吹雪御前
「何をするのだって!? ふふふ……火の一族はなんて馬鹿なんだい。
母親が生きていると思ったのかい?
生きてるわけがないんだよ!! だって、あたしが殺したんだからね!!
今、この三人を料理してやるから、そこで見ておいで。
その後お前も母親と同じ所に送ってやるよ。オーホホホ……」
「母さま、母さまを…………騙したのね……
なぜ、私が絹という名かわかる? 鬼が怒ると書いて“鬼怒”。それが私の本当の名前。
あたしの体に眠る鬼の力。今まで誰にも見せたことがなかったけど……もう、許せない!!!!
私を怒らせた自分の愚かさを呪いながら、死んで行きなさい!!!!!!」
●絹は純潔の鎖を引きちぎり鬼の封印を解く。
●吹雪御前を、絹の絶対的な力が襲う。
吹雪御前
「た、助けて、助けて、卍丸さん……あの娘を止めてっ。あたしが悪かった。
もう二度とこんなことはしない。あんたたちの目の前にも現れない。
だから……お願い。早く…あの娘を止めてぇ……もう、許してぇ……」
「……駄目ッ!!!!!!」
吹雪御前
「うぎゃああああ……」
●吹雪御前の肢体がバラバラにされる。
●正気を取り戻す絹。
「こんな恐ろしい姿を見て、私のこと、嫌いになったでしょ?
これが私の本当の姿。でも、こんな姿を見られたからには、もう生きてゆけません……
私は、父さまと母さまのところへ行きます……
ここに聖剣があります。この剣を持って城を出て下さい。
今までありがとう。さようなら、みなさん……最後にあなたたちに会えて……
私、幸せでした……さようなら……」
カブキ
●絹から「聖剣・蛇光院松虫」を渡される。
●絹の力によって白銀城の外へと移動させられてしまう。
「手間のかかるお嬢ちゃんだぜ。鬼でも、人でもいいじゃねえかよ。
早くしねえと城が崩れちまうなあ。しょうがねえ、ちょっくら行ってくっか。
女一人のために命を捨てるとは、俺にふさわしい死に方だぜ! はっははは……」
極楽太郎
「カブキ一人に任せるのは心配じゃ、わしも行って来るわ。
卍丸、おまえはここに残れ。聖剣はお前にしか使えねえ。
暗黒ランは残り一本だ。お前一人でもやれるな?
な〜に、心配するな。わしにはわかる。お前はもう一人前だ。きっと一人でやり遂げられる。
大丈夫、絹はわしの命にかえても助け出すわい! それじゃ、達者にやれよ、卍丸!」
松虫
「卍丸よ!! 私は聖剣・蛇光院松虫じゃ!!
絹の魂を抱き止められるのは、おまえだけだということがまだわからぬのか?
卍丸!! 絹を助けてくれ!! 火の勇者として生まれた同じ女として頼む!!
絹が心を開いた時、四人の絆はより固いものとなるだろう。さあ、行くがよい!!」
●崩れ落ちる白銀城と共に命を絶とうとした絹を卍丸が救う。
「卍丸……来ないで、卍丸。
父さまも、母さまも死に……絹はこの世で独りぼっちになってしまいました。
醜い鬼の姿まで曝してしまって……もう、私には生きる勇気も力もありません……
どうか、このまま私を死なせて下さい……」
卍丸
「……絹。絹は独りなんかじゃない。俺たちは仲間なんだ。
絹の背負っている哀しみや苦しみも、全部まとめて今日から俺が背負ってやらぁ!!
どんな時だって、一緒に歩いてやる!! だから、ついて来い絹。俺について来るんだ、絹。
運命なんて、自分の力でいくらでも変えられるんだ!! 絹!!
運命なんてな、運命なんてな、クソ喰らえだッ!!」
「ごめんなさい……私が、わがままでした……みんなの気持ちも考えずに、自分勝手で……
こんな私でも、あなたのお役に立てるのだったら……生きて、生きて、生き抜いてみます」
●白銀城から出た後。
松虫
「卍丸よ!! ありがとう!! よくぞ、絹を救ってくれた!!
おまえに、私が編み出した松虫斬を授けよう!!
松虫斬は、自らの守りを捨てることで敵を打ち破る死中の剣じゃ!!
遣う機を誤るでないぞ!! さあ、暗黒ランを切りに行こう!!」
長門
『秋芳洞』
●「聖剣・蛇光院松虫」を使い、最後の暗黒ランを切る。
デロレン
「おめでとう!! 卍丸君!! 暗黒ランを切る最後の晴れ姿をしっかり目に焼き付けたよ!!
君たちの活躍は決して忘れない!! わしらがちゃんと地上の人々に伝えるから、心配しないでくれ!!
間もなく、この秋芳洞の出口は全て塞がる!! 術も全て封じておいたよ!!
もう会うこともないじゃろうから、最後にわしたちの願いを一つだけ聞いてくれ。
できるなら、最後の最後まで諦めないで、足掻きながら死んでいってくれい。
さようなら、卍丸君!! いい思い出をありがとうーーーーーーー!!」
●秋芳洞に閉じ込められてしまうが、百々地三太夫が助けに来てくれる。
花火
「卍丸様、大丈夫ですか〜! 今、お助け致しま?す! えーーーーーーーーーーい!!
ご無事でしたか! よかった〜!!」
まつり
「あんな大砲ぶちかましたら、無事なものも無事じゃなくなっちゃうよ。
まったく、お姉は……あははは……
でも、よくやったよ。卍丸!! 暗黒ランを全部切っちまうなんて、見上げたもんだぜ!!」
みこし
「わ〜い、わ〜い! これでもう、根の一族にビクビクすることはないんだね。
卍丸さん、ありがとう!
さっ、お姉ちゃんたち伊賀に帰ろうよ」
花火
「火の一族の皆様。我らはこれにて伊賀に戻りますが……
皆様も国元に帰る際には是非、伊賀にお立ち寄り下さいませ。では!!」
●秋芳洞から出た後。
ホテイ丸
「オー!! エブリボデー!! ビッグ!! ビガー!! ビゲスト!! アクシデント、起こったネ!!
ジーザス!! ガッデム!! サノバビッチ!! 暗黒ラン、七本じゃナカッタヨ!!
京都に八本目の暗黒ラン咲きましたデース!! 今度のベリージャイアント!!
オー・マイ・ゴッド!! 京都の都、イン・血の海!! 血の海!! 血の海!! デース!!
トットと、京都にハリーアップ!! ミナサン、鋼鉄城に乗ッテクダサイ!!
レッツゴー、KYOTO!!!!!!」
●三博士がヨミに事の経緯を報告。
デーロン
「ヨミ様!! 卍丸は途方にくれておりますぞ。
なにしろ、八本目の暗黒ランを切ろうにも、もはや聖剣はない!!
聖剣を作る材料となる剣も……道具も……場所も……奴らにはない!!
大丈夫でございます!! 吉備の火刃村を、喩え見つけても奴らには何も出来ませぬわ!!」
吉備